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■最近の主な法改正についてのお知らせ(令和6年6月~令和7年6月)

  • 執筆者の写真: Qualia
    Qualia
  • 2025年7月23日
  • 読了時間: 3分

このたび、職場に関わる重要な法改正が相次いで行われました。

熱中症対策に加え、ハラスメント防止、女性活躍推進、治療と就業の両立支援、遺族年金制度の見直し、公益通報者保護法の改正など、幅広いテーマが対象となっています。以下に概要をまとめました。

※最後に各制度に関するのURLを掲載しておりますので、詳細はそちらからご確認ください。


【① 熱中症対策の義務化(令和7年6月1日施行)】

※要点をお知らせいたします。


・対象作業:WBGT28℃以上または気温31℃以上で、1時間以上または1日4時間超作業が見込まれる場合


・義務:報告体制の整備、作業者の体調変化の把握、緊急対応手順の策定・周知など


・罰則:違反時は6か月以下の懲役または50万円以下の罰金


【② カスハラ・就活セクハラ防止対策の強化】

(公布から1年6か月以内に施行)


・カスタマーハラスメント(顧客等からのハラスメント)への対応を事業主の義務に


・求職者に対するセクハラ防止も義務化


・国民の意識啓発も含めた社会全体での取り組みへ


【③ 女性活躍推進に関する改正】

・101人以上の企業に対し、男女の賃金差や女性管理職比率の公表義務を課す


・「プラチナえるぼし認定」に就活セクハラ防止の取り組み内容の公表が要件として追加


・健康特性への配慮を基本原則に明記


【④ 治療と就業の両立支援(努力義務)】

・事業主に対して、治療と仕事を両立できる職場づくりへの取り組みを努力義務化


・指針の整備も予定されており、制度対応が求められます


【⑤ 遺族厚生年金の見直し(年金制度改正案)】

・SNS等で「5年で打切り」と誤解が広がったため、厚労省が見解を公表


・既に受給中の方や40歳以上の方には影響なし


・原則、2028年度末時点で40歳未満・子のいない女性が見直しの対象


・新制度では5年間の有期給付+加算付き(現行の約1.3倍)


・障害年金受給者や収入が月10万円以下の方には継続給付あり


男女差の解消:今後は男女問わず、同様の基準で給付されるように見直されます

➡ 詳細:厚労省公式サイト


【⑥ 公益通報者保護法の改正】

(公布から1年半以内に施行)


・内部通報者(公益通報者)の保護を強化


・違法行為等を通報した従業員が解雇・降格などの不利益を受けないよう保護措置を明確化


・企業にとっては社内通報制度や対応体制の整備が求められます


① 熱中症対策の義務化(令和7年6月1日施行)


②カスハラ・就活セクハラ防止対策の強化

③女性活躍推進に関する改正

④ 治療と就業の両立支援(努力義務)


⑤ 遺族厚生年金の見直し(年金制度改正案)


⑥ 公益通報者保護法の改正

厚生労働省「公益通報者の保護」案内ページ

 
 
 

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