厚生労働省は、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況を調査し、その結果を毎月公表しています。
これに基づいて、労働市場の動向を把握するためのさまざまな指標が作成されます。
令和5年10月のデータによれば、以下のような結果が出ています。
有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍
前月を0.01ポイント上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.24倍
前月を0.02ポイント上回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.01倍
前月を0.01ポイント下回りました。
10月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.0%増
有効求職者(同)は0.3%減
10月の新規求人(原数値)は前年同月比1.8%減
これを産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業(3.0%増)、宿泊業,飲食サービス業(2.2%増)、医療,福祉(1.3%増)などで増加となり、
製造業(10.6%減)、建設業(6.2%減)、卸売業,小売業(3.0%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)
就業地別では、最高は福井県の1.95倍、最低は大阪府の1.10倍、
受理地別では、最高は東京都の1.84倍、最低は神奈川県の0.93倍となりました。
Comments